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 は11日、現職の警察官を道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕したと発表した。容疑を認めているという。

 現行犯逮捕されたのは西蒲署地域課の巡査長、鈴木貴之容疑者(31)。県警によると、鈴木容疑者は11日午後5時17分ごろ、の国道116号で酒気を帯びた状態でを運転した疑いがある。この国道の交差点で対向車2台と相次いでぶつかる事故を起こし、西蒲署員が現場で酒の臭いに気付いて呼気検査をしたところ、基準値を超えるアルコールが検出された。この事故で対向車の1人が胸の痛みを訴えているという。容疑者はこの日休みで、1人で私有車に乗っていたという。

 警では10月に上越署の巡査部長(当時)が不同意わいせつ容疑で逮捕され、昨年は組織犯罪対策課次長の警部(当時)が不同意性交容疑などで逮捕、起訴されている。

 同県警の松川寛治首席は「相次いで現職の警察官が逮捕されたことを深くおわび申し上げる。捜査、調査を尽くし、厳正に対処する」とコメントした。(山崎靖)